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2013年4月1日月曜日

お尻硬くない?@ヨガ

『梨状筋症候群』
(りじょうきんしょうこうぐん) って聞いたことありますか?!


デスクワークなどでしばらく椅子に座っていると、

お尻の尖った骨の部分(坐骨部)が痛み、

大腿部(太もも)の後が引きつれるように痛む 。。。などの症状。。



これは、いわゆる『坐骨神経痛』の一種のケースが多いのですが、 


このような痛みを感じる方に多い原因が、


特に『梨状筋症候群』 です

坐骨神経痛』といわれると、多く人がそれが根本原因と勘違いされるようです。


しかし、細かく言うと

坐骨神経の支配領域の痛みは、すべて『坐骨神経痛』といえるのです。

坐骨神経が痛む原因は、、いくつもあるのです。

そのひとつに。。結構、多い症状の原因が、 梨状筋の緊張です。

『梨状筋症候群とは


梨状筋(骨盤仙骨から大腿大転子部に付着する筋肉)

が、持続的に緊張することで、

その下を通っている坐骨神経を

圧迫することによるものです。

(腰椎部での神経圧迫はありません)



特に椅子に座り、お尻の尖った骨(坐骨部)の痛み、

 大腿部(太もも)の後方に筋肉周囲に激しい痛み、


 ふくらはぎに引きつれるような痛みを感じます。 



このような梨状筋の緊張は、

骨盤の傾斜、ねじれがあるため

腰部にも多少痛みが生じる場合があり、

そのため、よく腰椎部からの坐骨神経痛と混同されることもあります。

病院へ行くと「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛だろう」と診断され、

通院を始めたが症状がいつまでたっても改善されない

というケースが、時々あります。

そこで。。


お尻、、さわってみてください。。

肉の部分・・柔らかいですか?それとも、張ってますか?

かなり、硬く手の指の4本の平で、ゆっくりと押していくと、痛みませんか?

もし、痛むなら、それは、梨状筋 が、大臀筋・中臀筋によって、引っ張られ、

緊張してしまい、坐骨神経を圧迫してるかもしれません。


体操ストレッチは、痛みが出てから行うのではなく

日ごろのケアとして入浴後などの習慣にすると効果的です。



梨状筋ストレッチの方法

1、あおむけに横になり両膝を立てます。

2、右膝を胸のほうに抱えるように曲げこみます。

  同時に左手で右足先をしっかり持って 胸のほうに引き寄せます。

  右手は右膝のあたりを支えてください。
  
  そのまま、呼吸を楽に続けて、30秒ほどキープしてください。


3、左右行ってください。

呼吸にあわせ、ゆっくりと行ってください。

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ヨガのクラスでお尻の穴をキュと。。締める。。と言うポーズは、ほとんどありません。
ボディメイクのための、クラスではないので、、。

これをすると、腰を緊張させることになり、腰痛の原因になります。
気をつけてくださいね。

お尻は、緩ませて。。下腹を締めるようにしましょう。


上記のアレンジ編

左足は膝を内側に曲げ、
足首を右足の腿(膝に近い場所)にかけ、
呼吸に合わせながら、
胸のほうへ、引き寄せる。
その時に、左ひざは、逆に胸から遠ざけるようにする。
★背中中央が、床から浮かないように、
 おへその下あたりを、床に押し付けると同時に、
                     膝を胸のほうへ引き寄せましょう。

このポーズも、梨状筋をゆるめるポーズです。